君の名は。
初めまして。エディと申します。
簡単に自己紹介だけしておきますね。
映画好き。
以上です。もはやこれ以上の情報は蛇足でしょう(笑)
では、早速映画「君の名は。」の感想レビューに移ります。
もちろんネタバレ有りなので悪しからず。
★あらすじ
田舎暮らしの神社の娘と、都会暮らしの男子高校生が夢の中で入れ替わり、次第に相手に興味が沸いてきて・・・という話です。
★ズバリ観るべきか
結論から言います。一回くらいは映画館で観たら良いんじゃないかな?と思います。
この初レビューで、リピーターが続出している程大ヒット中の偉大な映画に向かって失礼なのは重々承知です。
でもいいのです。それが感性なのです。(これ言えば何でも通る気がするのは内緒)
僭越ながら一つの参考までに点数を。
75点!!(100点満点中)
自分の中で点数を刻んでいったのですが、意外と高得点で自分でびっくりです。
この映画を一文で表すと、
つかみのインパクトと映像美で魅せた高校生ホイホイ映画です。
私はyoutubeに上がっていた予告を見て期待しまくりワクワクが止まらない状態で観覧日を待っていました。
なんせ異性の体に入れ替わって目が覚めるまで何でもし放題なんて、なんて夢物語なんでしょう。
それを綺麗すぎる映像美で観れるのです。最高じゃないか!・・・と。
ただ、待つことができない私は同じくyoutubeにて公開されているRADWINPSの「前前前世」をひたすら聞き続け期待で胸躍らせていたのです。
しかし、それがいけなかった。
この曲の歌詞、、ネタバレだったらどうしよう。
不安がよぎり、そして的中。
君の(ヒロインの三葉)前前前世(三年前)から僕は 君を探し始めたよ
そのぶきっちょな笑い方をめがけてやってきたんだよ(三葉に会いに村に出向く)
君が全全全部なくなってチリヂリになったって
(隕石の破片の衝突により村ごと全部なくなって散り散りになって死んでしまっていた)
もう迷わないまた1から探し始めるさ むしろ0から宇宙を始めてみようか
(死んでしまった過去を消すために過去を変えよう)
ね?
ちょっと予想通りすぎて笑ってしまいました。
でも大事なのはここから。いったいどうやって隕石から過去の三葉を救い出すのか。
それが一番大事なのです。
この映画はその大事な部分をすべて勢いに任せて流していました。
・隕石が落ちるという事実をどうやって伝えるのか(過去を変えたいと思った時には入れ替わりは起こらなくなっていた。)
・酒の力で入れ替わりは成功したが時間軸が少しずれている(髪切る前だった。つまり隕石が落ちる一日前。1日の猶予はなぜできた?)
・いきなりこのままだと死ぬという事実を伝えられた三葉の友達のリアクション。すぐに信じてくれました。(中身瀧君なのに。最初は散々変だと言っていたのに。)
・入れ替わっている間に瀧くんが企てた作戦をどうやって三葉に知らせるか。
・三葉の父の説得シーンのすっ飛ばし。
・なんで険悪なはずの三葉の父と祖母が同じ空間に都合よくいるのか。
なんか軽く思い出せるだけで沢山の突っ込みどころが見つかりました。
でもそんな事はどうでもいいかのごとく全てが都合よく上手くいき、みんな助かりました。めでたしめでたし。
うーーん。
いや、見切るのはまだ早い。「秒速5センチメートル」の新海誠監督。
最後にリアルな現実はそう甘くないよ。を突き付けてくると期待しラストへ。
いきなり舞台は数年後。無事助け出した三葉のことは忘れてしまい、瀧くんも就活、そのまま別々の道を歩んでいる。
うんうん泣けるじゃないか。そうか、ここで観客を落とすのか。いいじゃないか。いいじゃないか。
ん?電車ですれ違ってしまったぞ。一瞬で目を丸くし、お互いを探し始める二人。
あ、でも会えず終いなのかな。くう、なかなかエグイことするじゃないか。
・・・・会っちゃった。しかもなんか顔見たら思い出した。
めでたしめでたし。
うーーーーーーーん。
置きにいった感があふれ出てました。
ハッピーエンドなので嬉しいし言うことないですが物語としてはそれでいいのかと。
数年後、恋人と別れ傷心に浸りたいとき「秒速5センチメートル」のように見返したくなる作品になったのかと。
名作「バタフライ・エフェクト」は何度も過去に行く程愛した相手を救い出し、目の前にいるのに別の道を歩む選択をしたから名作なのです。
そこが高校生ホイホイというか、ハッピーエンドなんだからいいでしょ。
という感じがして少し残念でした。
でも。散々なことつらつら書きましたが
映像は本当に綺麗ですし、表情も老若男女問わずかわいいし、キャラも素敵(登場人物ほとんど)
ちゃんとキャラクターに感情移入できました。
方言もずるい。かわいいに決まってる。
そう、物語においてキャラがすべてなのです。
キャラの気持ちに共感できればストーリーのあら捜しなど不毛なのです。
その点は非常に強く感じました。そこがそこまで低い点数にならなかった要因かと思います。
★おわりに
足フェチなのでおみ足鑑賞するためだけにDVDは欲しい。
以上、初映画感想です。
意外とこんな幼稚な文章考えるだけで疲れました。
自分の感想を人に伝えるのは難しいですね。
このブログを通して自身のレベルアップにつなげたいものです。
ではまた。